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Under the Silver Moon |
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《このサイトの説明》 ここは陣家嵩人のサイトです。 今は諸事情につき更新停滞中です。 コンテンツの転載・流布・直リンク・改変等は禁止です。 ---------------------------------------- 《最近の更新履歴》 2012/1/25 『WHITE PRIDE 灰色の掟』の公開を終了しました 諸事情につき、過去小説も公開終了にしております。 |
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《近況報告という名の駄文…5/15》 今後の方針が決定しました。WPの手直しでまず一つ。その少し前の時期に当たる物語で、一つ。そして、結果待ちのもう一つが駄目だった場合、それを改稿して、一つ。計三作を秋に応募しようと思います。新しいほうは今現在構想中で、登場人物と大まかな流れは既に決定済み。もちろんシンスティア編に繋がる話なので、エルディエとテオが重要な役回りを担当しますし、また同時に、応募中のもう一作の話にも繋がるようにする予定です。頁数にかなり余裕のある賞なので、話を急がず、丁寧に書いていけば、きっと。そんな感じで頑張っていくつもりです。 ところで、ついこの間、参考のために『戦う司書』シリーズの第一巻を買って、読んでみました。 そこで、ちょっと感想を。ドラマティックな展開と結末は実に見事で、死者が本になって〜という設定も、ファンタジックでいいなぁと思いました。が、反面、一読しただけで気付いてしまった問題点も多々。なかでも一番問題なのは、読まれた方なら分かるでしょうが、クライマックスシーンです。ここを書きたいがための無理な設定が多すぎたように思います。 第一に、あのシーンは、シュラムッフェンの性能をあやふやにしておかないと、成り立ちません。あのシーンの直前までの印象では、シュラムッフェンは「抜刀状態で装備者に意識があるならば、すべての攻撃を防ぎきる」完全無欠の武器だと、自分は思っていたんですけど、あの程度の条件でそれが崩れてしまったので、正直、しばらく意味不明状態でした。あんなものが通じるなら、ハミュッツ単身で充分やりこめたはず。装備者が意識できなければ防げないなら、周囲を無差別に破壊して視界を奪えば、それで勝負はつくはずですよ。それに、アニメ版では、大崩落を起こした程度で、一度はシュラムッフェンを手放させていますしね。 と、いうか、そもそもの話をすると、あの戦闘自体が起こりえません。お姫様の最後の欠片の内容が、その理由です。あれを見ていて、常人程度の理解力があれば、某エセ紳士は自分が勝ち得ないことを容易に想像できたはず。読んでいて一番引っ掛かったのが、この部分ですね。 百年に一度の嵐や、本の欠片の順番や、タイムパラドックスは、まあ、演出だと考えれば納得できますが、先述した根幹部分のミスは、果たして看過してもいいものなのか。いえ、看過されたからこその大賞受賞なんでしょうけれど、うぅん。うぅぅぅん。そういうのをアリにしてしまうなら、ドラマ的な展開なんていくらでもやりようがあるような。だいたい、お姫様の予言も妙に曖昧ですし。あのシーンを視たからこその予言なら、もっと具体的に言うべきのような。というか、曖昧にしておく理由がありません。もしもそれを読まれたら、という危惧があったなら、最後の欠片の独白も曖昧にしておくべきですしね。 でも、これらの疑問をすべて解消できてしまう理由が、実は一つだけあります。それは、あのエセ紳士が重度の馬鹿であることです。馬鹿だから、結末を想像することさえしなかった。無能だから、シュラムッフェンを使いこなせなかった。つまりはそういうわけなのです。そう考えると、あのナルシストぶりや馬鹿っぷりにも頷けるというもの。ただ、本当にそれを理由にしようと作者が思っていたのなら、そんな馬鹿すら倒せなかったハミュッツはどこが最強なの……、という話になってしまうので、やっぱり納得はできないんですけどね。 まあそれはともかくとして、以上のことから分かったのは、ずばり、クライマックスさえ良ければ、他のミスは(たとえそれが致命的なものでも)帳消しになることはある、ということです。なんだかんだ言っても、ご都合主義でいいんですね、結局は。 なので、次の話は、それも踏まえて書いてみることにしますー。 |
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